6/9【土曜日に早起きをして現代の短歌について少し話そう】

概要
タイトルのように、三十一文字にすればそれは短歌かもしれない。
近現代の歌人の短歌を紹介し、それを一緒に読んでいきます。
短い言葉が伝える、広い世界をお伝えしたいです。
※今回は子連れ歓迎三文会です。
ただし、内容は特に子供向けではありません。

一分間スピーチ
短歌、俳句、詩について、お気に入り、もしくは知っているものを紹介して下さい

発表者プロフィール
2014年頃から新聞投稿をきっかけに短歌に取り組む。
2015年結社心の花入会
2017年度短歌研究新人賞候補作、歌壇賞次席
好きな歌人は穂村弘と石川不二子

参考:

きみが歌うクロッカスの歌も新しい家具のひとつに数えんとする(寺山修司)

次々に走り過ぎ行く自動車の運転する人みな前を向く(奥村晃作)

父として幼き者は見上げをり願わくは金色(こんじき)の獅子とうつれよ(佐佐木幸綱)

トレーラーに千個の南瓜と妻を積み霧に濡れつつ野をもどりきぬ(時田則夫)

カレンダーの隅24/31 分母の日に逢う約束がある(吉川宏志)

なにゆゑかひとりで池を五周する人あり算数の入試問題に(大松達知)

おしゃべりに溶け残るほどの白砂糖入れてアラブの女は多産(齋藤芳生)

ドアに鍵強くさしこむこの深さ人ならば死に至るふかさか(光森裕樹)

十月に長い休暇を取るのだとあなたの著者があなたに言はす(石川美南)

友人の遺品のメガネについていた指紋を癖で拭いてしまった(岡野大嗣)

電話したいと思うときには朝の四時うらがえしても朝の四時なり(花山周子)

湯呑みよりしずかに湯気の立ちのぼるそれをみつめて夕餉を終る(山崎放代)

3番線快速電車が通過します理解できない人は下がって(中澤系)

馬手といへり いかなる馬も御さずしてさきの世もをみななりしわが馬手(川野芽生)

男性の吐瀉物眺める昼下がりカニチャーハンかおれも食いたい(佐佐木定綱)

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三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

【日時】毎週土曜日朝8:00〜9:00頃まで(開場7:45、途中退出OK)
【料金】学生500円、社会人1000円
【場所】Lab+Cafe 東京都文京区本郷4-1-3 明和本郷ビル7F (http://lab-cafe.net/page/)

会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩3分)です。

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