さて、今週の三文会は、2月10日(水)AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。
ふるってご参加ください。
今回は「けっこう共感できる哲学: 三木清『人生論ノート』」と題して京大学大学院学際情報学府の熱川に発表いただきます。
下の紹介では謙遜していますが、三文会随一の碩学、熱川君のことですから、絶対に損をしない会となると思います。
三木清と言えば、東大の2005年の現代文が確か、『哲学入門』でしたよね。あの時は、「・・・何が書いてあるかわからん!」と悶絶した記憶がありますが、熱川君の話がどれくらい理解できるか、すごく楽しみです。
【発表要旨】
今週の三文会は、東京大学大学院学際情報学府の熱川(にえかわ)が明日2月8日(水)7:30am(開場)からモンテベルデで、「けっこう共感できる哲学: 三木清『人生論ノート』」と題して発表させていただきます。
『人生論ノート』(1954)は、比較的短い哲学の本です。著者は、大正・昭和に独自の思想を展開した哲学者・三木清。『人生論ノート』は、雑誌『文学界』への短い連載をまとめた著作のため、どこから読んでも、「なるほど」と思える1文に出会える可能性があります。三木は「技術」について深く考えた人でもあり、理工系の方も共感できるかもしれません。
ちなみに発表者は、東京大学文学部で日本近代倫理思想史を「かじった」だけで、大学院では全く別の研究をしています。今回はおととい発表が決まった代打でもあり、至らぬ点があるかと存じますが、肩ひじを張らずに発表いたします。皆様もお気軽にご参加ください。
1分間スピーチのテーマは、「私が影響を受けた1文」と致します。大手出版社のエントリーシートから思い付きました。「1文」は、「。」の次の文字から「。」までの文字列を目安に致しますが、柔軟に考えていただいて結構です。
参加費(朝食込み):学生 500円 、社会人 1200円
(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)参加連絡は参加確認フォームからお願いします。
※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
場所は、以下の地図を参考にしてください。本郷6-2-9のマンションの2階になります。
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