卒業・入試・引っ越しなど、4月からの生活に向け、色々なものが移り変わる時期ですね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、今週の三文会の発表はそんな「変化」に関連するテーマでの発表です。
お申込みはhttp://fromy.net/sanmon/よりお願いいたします。
以下熱川さんによる紹介文です。
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■ 政策を変えるのはアイディアだ――「アイディア・アプローチ」で考える
お世話になります。
東京大学大学院学際情報学府の熱川(にえかわ)と申します。
3月7日水曜日の発表を急きょ担当する運びとなりました。
皆さんは、国や地方自治体の政策が変わってほしいと思った経験はありませんか?
1996~1998年の橋本内閣による「行政改革」、2001~2008年の小泉内閣による「構造改革」、
2008年の政権交代、2008年から続く橋下徹大阪府知事・大阪市長の行政……政策を変えようとする試みは後を絶ちません。
例えば、小泉内閣による郵政民営化は、難攻不落と思われていた強固な利益関係や制度を一度は打ち破りました。
しかし、郵政民営化によって小泉首相らは、何か利益を得たと断言できるでしょうか?
郵政民営化のように、利益や制度では説明しにくい政策の変化を説明する方法として、近年、公共政策学(の一部?)で注目されているのが「
アイディア・アプローチ」です。
「規制緩和」「第三の道」「郵政民営化」といった〈アイディア〉が、人間を巻き込み、利益関係や制度を打破したと考える方法です。
今回は、この「アイディア・アプローチ」を紹介し、その有効性を皆さんと検討したいと考えています。
【一分間スピーチのテーマ】
変えたい物事(政策に限らず)
【発表者】
熱川さん
(東京大学大学院学際情報学府)
場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。
東大正門(赤門ではありません)前の「モンテベルデ」という喫茶店です。
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