(02/06)「やるべきこと」から「やりたいこと」への転換を実感できるようなワークショップ

今日の三文会は、PLACEガイア代表の大渕さんをお招きして、「やるべきこと」から「やりたいこと」への転換を実感できるようなワークショップを開催しました。

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1分間スピーチ

今日の1分間スピーチのテーマは「今やるべきこと、しなくてはいけないこと」でした。

  • 白鳥さん(経済学部3年):そろそろ就職を考える時期でエントリーシートを書かなくてはいけないのだが、結局やってない
  • 足立さん(新領域M1、社会人から大学へ戻ってきた):朝の早起き、英語の勉強をしたい
  • 浅羽さん(文学部4年):TOEIC創設時のスピリットを継ぐ最後の人、満点を取った人のセミナーを実施予定、2/17 18:00- 文京区民センター(春日)
  • 神谷さん(法学部4年):経済金融研究会の学生スタッフ募集中→参加費、懇親会費が無料になるメリットあり!
  • 野間さん(ロジトーイ):仕事が溜まっているので、どんどん仕上げないといけない!
  • 鈴木さん(医学部5年):やりたいことの優先順位ができてない。医療関係でいろいろなことに取り組みたい。まずは、産婦人科医を目指す学生を集める。
  • 小松崎さん(大渕さんの友人):ちゃんとやっているが、家事は、家族の人のために自分のやっていることが中断されるので困る。
  • 榎戸さん(理学系D1):ゴーサットに載せる大学衛星のセンサーを二人で作っているが、人手が足りない。山に行きたいが行く時間がない
  • 比嘉さん(医学部4年):来週のバレンタインデーの準備をしないといけない。例年、考えすぎて、何も決まらず、適当なものをあげてしまった。ラストスパートをかけたい。
  • 山本さん(教養学部3年):国際関係論をやっている。卒論、バイトなど、いろいろなものに関わりすぎて疲れている。やることを選ばないといけない。
  • 伊藤(工学系修士2年):修士論文の提出締め切りが迫ってきている。いいものを仕上げるために、もっとモチベーションを上げたい。
  • 木村さん(法学部4年):授業が終わって、友達に全然会わなくなってしまったので、社会性を保つために三文会に来ました。

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(スピーチ前のひとコマでは、浅羽さんのマインドマップ術で話が盛り上がりました)

    ワークショップ

    大渕さんは、コーチングを長くやっていたご経験を持ち、ここ1年は、潜在意識に注目したセミナーをしています。

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    今回の三文会では、潜在意識を変えることによって、自分の行動をポジティブな方向に向かわせる方法をレクチャーしていただきました。

    コミュニケーションとは

    まず、二人一組になって、向かい合って、ひざとひざが触れ合うくらいの距離で座り、目を見て、淡々と自分のことを話すということをしました。

    最初は気恥ずかしくて、なぜかニヤニヤしてしまいましたが、お互い話をすることで、相手との距離感をそこまで不快には感じなくなりました。

    国によって、適切なコミュニケーションの距離というのは違いますが、日本人は日本人なりの距離感というのが、誰にも教えられることなく、身についています。そして、距離が近すぎるときになんだか笑ってしまうのは、日本人特有のしぐさらしいです。

    カウンセリング的には、しゃべっていることで楽になっていくのが普通ですが、単純に聞いてもらうだけでも、自分の言ったことに対して、受け入れてくれているという空間ができ、気持ちが変わってくるそうです。

    大渕さんは、この感覚がコミュニケーションだとおっしゃっていました。

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    (※コミュニケーション実践の様子です)

    やらなければいけないこととは

    基本的にはやりたいからやっているのですが、それがやらなければいけないことに変わると、やりたくないことになってしまいます。

    やらなければいけないというのは、誰かにお願いされた、やりたいと思っていたのにやらなければいけないことに変わったという2種類があります。

    やらなければいけないの先に、それをやったという自分を得たいからやるのです。怒られたくないからなど、放棄する自分にはなりたくないということもあります。

    嫌いなことを好きになったりはしません。嗜好が変わるということはあるかもしれないが、嫌いなことを好きになるというのはありえないのです。

    やらなければならないの先に何があるかを描けないと、やらないければいけないという気持ちを乗り越えられません。それでもやらなければいけないことはある。幸せになりたいという自分、憧れの自分になりたいという気持ちが重要です。今の自分を比べて、どっちに行ったら幸せかということです。目的を明確にするということが重要です。

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    小さなうれしいことをたくさん見つけることで、潜在意識を変える

    大渕さんは、小さなうれしいことをたくさん見つけることを薦めています。

    潜在意識は、自分の感情と同じことを起こそうとするものです。

    嫌だなぁと思っていると、嫌なことばかり目に付いてしまい、嫌なことが自分に降りかかってきているような気持ちになります。いいことばかり起こるなぁと思っていると、いいことがよく目に付くようになります。

    嫌な事は意識しがちですが、これからは、うれしいことを意識しましょう。ちょっとしたうれしいことでも、しっかりと喜ぶということが重要です。いいことがあったときに、Yes!とガッツポーズをしたりするとよいでしょう。

    例えば、電車でたまたま席が空いたとします。他のときにも席が空いたとします。そうすると、だんだん自分は運がよいのではないか、次も席が空くんじゃないかと期待し始めます。

    勘違いや思い込みかもしれませんが、そのようにしてセルフイメージが決まっていきます。そうすると、自分は電車に乗ったら席が空くような運のよい人間なんだというイメージになって、そうではないことがおきたときに潜在意識に入らないようになります。

    自分はついていないということを思い続けると、そういうことばかり気になってしまうので、同じような嫌なことばかり気になってしまいます。やらなければということにとらわれてしまうと、いやなことばかり気づくようになるのです。

    いいことだけに気づけるようになると、自分に降っていたいいチャンスに気づけるようになります。

    この感覚を植えつけるためには、小さなご褒美を設定していくとよいでしょう。例えば、掃除が終わったら、お菓子を食べるなどです。自分が快感と感じることをたくさん集めていくと、感性が磨かれていきます。そのようにして、潜在意識を変えていくことで、「やらなければならないこと」を「やりたいこと」に変えていきましょう。

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