さて、今朝は、佐久間さんの発表でした。
ディスカッション形式でしたので、十分メモを取ることが出来ませんでした。
医療について,医学的な面とは違う,「一人の患者として,一人の人間として,こういう医療が受けられる
といいな」という,これから1年,10年,50年といった,私たちが生きていく中で受けていくであろう,
「医療サービス」の今後について,ディスカッションを交えていろいろ考えていく,そんな朝にしたいと思
っています
弊社では,「入院くん」という,地域医療病診療所連携システムや,「Dr.Net
予約くん」という,患者さまが,診療所に対し診療予約をするためのシステムを,開発・販売しているので
すが,IT
との連携も一つの,今後の医療サービスの形という思いを持って事業をやっています
http://yoyakukun.b12.jp/
<一分間スピーチ>
「病院に行って感じること」
野間
先日指の爪を怪我して、病院(診療所)に通ってるときの話です。
・どこの科にお願いすればいいのか分からなくて困った
・都会型のクリニックは、予約システム、ロビー内のディスプレー等
非常に洗練されていてよく出来ている
・IDから生年月日が特定できる仕組みなどよく出来ている
宇高さん
去年の1月、徳島大学病院に入院しました
大学病院のエントランスがじじ、ばば、ばっかりと田舎のヤンキーっぽい格好の人がいる
じじ、ばばが来る場所がないので、来ている人も多いのではないかと思った。
そんなに病院に来る必要があるのか?
プラシーボ効果ではないが、娯楽の代わりという側面もあるのではないかと思いました。
奥村さん
最近行くのは、大学の保健センターがメインです。
風邪で行ったとして、待ち時間にもっと重症の人がいると移されそう。
診療所の空気をきれいにするために膜を使うのもありだと思う。
藏本さん
徳島大学のある蔵本町出身です。
教職員が行く病院に行って、入院した。
CT撮るときに、同意書を書かなくてはならないが、
書いてあることは怖いのに、医者は大丈夫といい、本当に大丈夫か不安になった。
万が一何かが起こったときのための、セーフティーネットになっているのだろうが、
問題だと思う。
赤羽さん(初参加)
学習院大学2年
昔サッカーをしていたときに手首を骨折し、手術し入院したが、
小児科から揃っている総合病院、
大型病院のため、回ってくる間にご飯が冷めていたのが寂しかったです。
大島さん
昼は製薬会社、製薬会社、
魚の目の治療で個人の診療所に通っているが、
予約をして診察券を提示すると、すぐに呼ばれる。
画面に入力システムがあり、順番にこなしていくシステムで、
紙のカルテの授受がないのがスピードを早くしているのだろう。
前は大病院で、待ち時間が、2-3時間掛かっていたのと比較すると
信じられないくらい違う
白鳥さん
持病で喘息があります。
自分ひとりで病院に通っていた。
この15年か位で薬のもらい方が変わってきた。
今は、薬の説明が写真つきの資料がある。
→ (佐久間さんより)、薬の説明書も点数がつくようになっている。
300円くらいじゃないか?
おくすり手帳が共通になっている
栗林さん
D1環境システム学
点滴は、終わった後も、挿したまんまでも大丈夫なのかな?
以前見ていたときに、点滴が終わるまで、何度も、患者さんが
看護婦さんに連絡しているのが無駄
→血が逆流するので、、早めに抜く方が見た目が安心
中川さん
年末にインフルエンザで病院に行ったが、
高齢の方が多いな
病院に行くと風が移る
直ったときに行ったが、のどの炎症止めを処方されたが、
それで大丈夫か?
<発表>
佐久間さん
CTとか電子カルテのようなものはタッチができないが、
オーダリングシステムなど周辺のシステムを整備している。
休日などの診療は地域医療連携と呼ばれ、持ち回り制になっている、
そのための仕組みを愛知県内の5000以上の病院・診療所に提供したことが、
この業界に進出したきっかけで、サービス名を「予約君」という。
「Dr.Net 予約君」というものを提供している
音声ガイドというわけではなく、インターネットベースの仕組みです。
※ 東京都もシステムを提供しているが、
はっきりいって、現場ではいちいち状況を入れている暇がない
(小ネタ)
必ず受け入れ可能な病院はない
救急車に乗っても、なかなか見てもらえない
夜中1時に朝8時に見てもらう
なぜ、受け入れ拒否になるのか?
・ベッドが空いてない
・医師がいない
病院は料金の前表示ができないのか?
ニューヨークだと入院一晩8万円
日本は、1万数千円から5万円くらい
後期高齢者医療制度について
・保障を減らしたらいいのではないか?
・只にすると、高齢者の資産が、若年層にまわるのではないか?
孤独死問題
・共同生活型
・コレクティブハウス
日本の医療費の75%の額を25%の人が使っている。
救急医療の場合は、点数をすきなようにつけられる
日本の制度は入院をしないような仕組み
母親が、風邪で、入院したいと言っていたが、
病院ではないが、ホテルと病院の中間が欲しい
→診察はしない、老人受け入れ専用の病院もある
一人暮らし問題
若い人でも同様
シェアハウス
「病院の待合室での感染」
ただの風邪で病院に行って、インフルエンザが映される。
予約君の導入のメリット
→ 感染予防
一人5分は時間が必要
老人は待合室に話をしに来る
→ フードコードが今はそういう溜まり場になっている
→ 新聞の配達所を溜まり場にしたらいいと思う
病院での診る順番は自由
予約のしくみも
・時間性予約
・順番性予約
予約のメリットがわかりにくい
<最後の一分間スピーチ>
「今日印象に残った言葉」を盛り込んで、感じたことを順番に発表しました。
大島さん
いろいろな話題が出て、
人とのつながり、孤独、コミュニティーという現代社会の問題が秘められていると思いました。
「コミュニケーション」
赤羽さん
健康&
予約制が時間短縮を心がける若年層の要求と
時間がある高齢層のもとめるものが違うことが、現在の保健医療の問題
自分のエピソードを中心に話をしていたので、経験をつむことが大事だと思いました。
藏本君
さんじきゅうふの問題を研究している同級生がいるのだな。
姥捨て山という言葉が出てきて、議論できるのが、三文会だなと思いました。
野間
普段考えないテーマを考える機会を作っていただきありがとうございました。
もっといろいろ聞きたいことがあったのではないかと思うので、もっと
話を振ってしまってもよかったと思います。
中川君
病院のネタがなくて
話の中で、月々3-4万円保険料を払わなければならないのかと思うと、
すごい額だなと思う。
日本の医療費を75%を25%が使っているというのが印象的です。
栗林さん
待ち時間と診察時間との比が不満だったが
「待合」というキーワードが世代によって受け方が違うことに気づいた。
待合と診察のバランスがとれお医者さんとより長く話せるという。
白鳥君
現場で仕事をしている人の話なので、リアルな結果が得られるのが
いつものアカデミックなものとの大きな違い棚と思いました。
制度設計にかかわる人間として、
アメリカの医療制度が効率化されているのも過去の経緯の結果
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ここからは、雑談モードのメモです。
<国による医療制度の違い>
北欧
医療費0
保険料が収入の20%となっている
→ちょっとしたことで、みんな行くので、待ち時間が異常にながい
また、医師の給料が安く、いっぱい診ても、収入が増えない
イギリスが制度がよくできている
NHS
医師は公務員で、年収は2000万円保障されている
診察は無料
処方箋に対して、7ポンド強になっている
医療費を負担できる人は、プライベートの病院に行ってください。
公的医療は
・全員平等
・高度医療はあまり受けられない
NHSは診療所の紹介がないとそもそも行けない制度。
アメリカは保険制度を導入しようとして何度も失敗している
日本の制度は先進国の中でもよくできている
高度な医療を安く受けられる
勤務医の問題
・親が開業医とか、親が資産家でないと、開業は厳しい
・せいぜい年収は1000万円
救急医療
・専門医制度なので、夜勤だと、専門外だと診る事ができない
・実は、病院を自分で先生を探したほうがいい
どこの病院でどの先生がいるかがわかっているところがある。
予防医療
・スポーツクラブ
・食生活
・健康的な生活に対するインセンティブがあったほうがいいと思う
スポーツクラブと医療施設が連携するとどうだろう
リハビリは科学療法士で診る事ができるので、リハビリを実施すると
一人の医師で儲けることができる
点数計算が難しい
組み合わせによっても違う
レセコンの導入が義務付けられる
オンライン化が進められている、専用線だけではなく、インターネット上でも
対応可能になる
現場で感じる不安
・サービスではなく技術職という視点がある
・ケアを目的としたところはサービスが改善している
・聞きやすい雰囲気がない
何かあったら、内科に行くのがいい
先生との関係を築いておくことが大事
=========== 告知 ===========
来週は、
2/3 昼食会
2/4 清水君発表
(金融 / 100年後の戦争)
がありますので、皆さんご参加ください。
2/4のテーマはどちらになるかは清水さん次第です。
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