3月5日の三文会は、 「1枚のカードで夢をかなえよう!~夢の見つけ方、かなえ方~」と題して、浅羽さんのセミナー形式の発表でした。
研修講師を目指している浅羽さんのはまりっぷりが印象的でした。
一分間スピーチは「過去に夢や目標を達成したエピソード」でした。
白鳥君(経済学部3年) 中学校時代、成績が男子で5番くらいだったが、2番の生徒を彼の得意科目で負かそうと考えて社会を猛勉強し、満点を取った。以来社会が得意科目に。
杉さん(野間さんと同じオフィスで、化粧品会社を経営) 3歳のとき3つの夢があった。「アメリカに行って、社長になって、お菓子を一杯食べる」。前二者は叶い、最後のひとつはお酒にかわった。
瀬古さん 入社以降三年間は関連会社での営業活動だったが、本社に出向したいとずっと思ってきた。試験を受けて希望通り本社に出向でき、HP作成の仕事に携わることができた。
古泉さん(工学系M2) 高校まではそれほど強くなかったが、大学でテニスに打ち込み、修士1年のときにダブルスで大学代表に選ばれることができた。
浅羽さん(文学部4年) 「そろそろ勉強するぞい!」というブログをやっていて、ついにgoogleで「そろそろ勉強」を検索すると一位に表示されるように。マインドマップに使うペン40本セットを新調。
足立さん(新領域M1、社会人から大学へ戻ってきた)泳ぐのが嫌いだったが、イケメンのインストラクターのおかげで遠泳2キロを泳げるようになった。
山本(教養学部4年)英語。受験勉強の代わりに英会話を勉強し、はなせるようになった。
野間さん(ロジトーイ) .jpが出てきたとき、みんな横一線でスタートを切ったが、その中で大手を押さえてドメイン登録件数で全国2位のシェアをとることができた。
以下が浅羽さんのプレゼンの概略です。
今年に入ってすでに55冊の本を読んでいる。成功法則に関する本などを多く読んだが、結局エッセンスは似通っているとわかったのでそれを4項目にまとめて紹介したい。こういった本はうさんくさい部分もあるが、使えるものは使っていこうと考えている。
「4つのステップで必ずかなう」
1.はっきりさせること(具体的なイメージを持つ、数字を決める)
2.期限を決める
3.プロセスを描く(この目標を何歳までに達成するには、何歳の時点でここまではいっておきたい、など)
4.毎日意識する
この4項目を実際に行ってみました。
1.夢ブレスト(1回目5分、2回目3分)
「今後やってみたいこと」を「○○する」という型で思いつく限り書く。数を勝負する。
2.ブレストした目標(の一部)を夢・人生ピラミッドに転記。期限をできるだけ細かく入れる。2010年1月31日24時までに達成する、など。
1分ずつ、となりの人に自分の記入内容を説明。
3.プロセスシートの記入。期限を設定したそれぞれの目標を達成するプロセスをひとつの大きな表に書き込んでいく。
4.毎日意識するために、期限とプロセスの決まった目標を名刺大のカードに描く。3色以上使うこと、必ず絵を入れること。手帳などよく見るところに入れておく。
三文会で出た議論
・表に書き込む際、タイムスパンが長過ぎたり短すぎたりするものがある。⇒長過ぎるものはそこまでの過程を。
・どこかに行く、という目標はどうプロセスに入れればいいのか。⇒お金を貯めたり、情報を集めたりする作業を書き込むとよい。
・夢・人生ピラミッドで「経済・モノ・お金」という項目が頂点部分にきているのはなぜか。⇒いきなりここにあてはまる目標を立てる人が多いが、それは土台の部分(二段目に「プライベート・家庭」と「社会・仕事」、最下段に「教養・知識」、「健康」、「心・精神」がある)をしっかり固めてからでないと意味がないよ、という含意だと思う。
(※夢ブレストの優勝者には浅羽さんより賞品が進呈されました!)