(04/09)「俳句入門」

本日は奥村さんによる、「俳句入門」でした。
参加者による即席の俳句作りの時間もあり、新鮮でした。

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(1分間スピーチ)
テーマは、日本文化。

白鳥君
「菊と刀」はいい。
失われた日本が描かれているのではないか?
西洋的には合理的ではないけど、日本では合理的な感覚がある。
たとえば、「死ぬ気で~する」は、直訳すると「生きた屍」ということになり、西洋的にはおかしな感覚だそう。

野間さん時代小説を読んで、地図を見ながら東京の街を廻るのが好き。

歌麿の東都百景を見ると、道は変わっていない。景色の変化が楽しめる。

足立さん

家から富士山が4分の一見える。

留学を目指しているので、日本文化を学びたい。

(発表)

奥村さんは小学校の低学年から俳句を始めたという大ベテラン。

小学生の時には受賞暦もあるそうです。

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俳句とはどのようなのものなのか?
芭蕉から始まり、具体的な例を挙げていただきました。

短歌→連歌→俳句という流れがあるのだそうです。

<俳句作りのポイント>

基本的には「Aが」「Bで」「Cだ」を、「Aが」だけで表現するのが俳句とのこと。

ポイント

①焦点を絞る

②主観をいわない

③写生を文字で行う

④量をこなす

なるほど。

でも、俳句が大きく異なるのが、心情そのものの描写より、
ある情景を切り取り、そこから、記述されていない心情を感じ取るところだそうです。

確かに芭蕉の句は、情景がぱっと思い浮かび、自分をそこに置いてみると
何かを感じられそうな気がします。

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俳句の作り方
季語の話、形容詞などはほとんど入ることはなく、名詞・動詞ばかりで作るといい句になるのだそうだ。

そして、実際に俳句作りにチャレンジしてみました。
お題は、「さくら」。

<白鳥>

桜の木

下に残るや

ゴミ袋

<野間さん>

桜散る
お堀に映る
天の川

<足立さん>

花びらを

つかみたくて

花吹雪

<奥村さん>

竹林に

色彩添えし

早桜

天の川は、夏の季語じゃないかというのはさておき、生まれて初めての俳句でした。

ちょっと、俳句やってみようかなと思った三文会でした。

ちなみに、初心者には、特に本を読まず作りまくることが重要だそうです。

実践あるのみ!

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