(05/21)アイディアがどんどん出てくる?アイディアをまとめる手法実践<ワークショップ>

ワークショップはいつも盛り上がります!

6名の参加で始まった、今回の三文会ですが、なんと、この直前、
三文会参加者がテレビデビューを果たしました。

始まる前から盛り上がりつつ、一分間スピーチに突入!

テーマは「最近身の回りに起こったこと、気になること」

白鳥さん
先週の日曜に友達の結婚式に行ってきました。
たいそうな名家のお嬢さんと結婚したようで、新婦側が7割を占めていて、
既に常に尻に敷かれている感じがしたのが面白かったです。

野間
全国ネットの取材を受けたのが、脇役のはずがオンエアされちゃいました。
(フジテレビのめざましテレビ)
屋上菜園増えるのは喜ばしいことです。

木村さん
友人と能楽を見に行きました。
2年生まで能楽サークル(実演する)にいましたが久しぶりでした。
全体で5時間とすごく長いです。
音楽サークルに入っている友人と行きミュージカルと比較してみました。

  • 距離の取り方が違う。
  • 観客ではなく、神様に向かってやっている。

という特徴があります。
だから、途中退出とかが自由なのです。
※ミュージカルは、観客を意識する形式

古泉さん
技術を経営にどうやって結びつけるかを研究しています。
学生時代にテニスサークルにいました。その当時の仲間と日曜に社会人の大会に出てみた。
夫婦チーム2組で出て、優勝でき、楽しかったです。

大城さん
大学院を無事、卒業しました。(おめでとうございます!)
2日前までカナダに出張してきました。
自分たちで作った国際会議です。昔の大学間連携の仲間と会えました。
29カ国から80人くらいの学生がきて大成功だった。
言葉にはできないのですが、世界の共通感覚を持っていることを共有できたことがよかったです。
その一つは、「自分自身のものの見方を変えれば世界が変わる」というもの。
イマジナース(http://imaginearth.net/)という会社でも実現していくつもりです。
⇒ この話題も議論を呼びました。今度もっとやりましょう!

杉さん
テレビを確認してからのご登場でした。
しっかりと映ってました!!

————–

今回の発表は古泉さんによるワークショップ
「アイディアをまとめる手法実践」

アイデアを出す手法はたくさんあるが、まとめる方法は少ない。
一人でまとめるのは簡単だが、チームで一緒にまとめると全体のコンセンサスが取れ
チーム一丸の作業がさくさく進みます。

今回は、アイディアの作り方の手法論を紹介しながら、アイディアを出す過程から、まとめるところまで実践してみます。

アイディアの作り方についていろいろな書籍を読んでみましたが、
アイディアの作り方は根本的なところは共通です。

※ アイディア=新しいソリューションと定義します。

1)新しい発想を作り出す原理
何もないところから、生まれるものではない
既存の要素/思考の新しい組み合わせです。

  1. 資料収集
  2. 整理
  3. 組み合わせの試行錯誤
  4. いいものが見つかる
  5. 具体化・検証

2)手法などの書籍は
What to do
How to do
に分類できます。
古典
・「アイデアの作り方」(ヤング)
・「方法序説」(デカルト)

3)基本的な手法の分類

  • 発散手法
    • 自由連想法(ブレーンストーミングなど)
    • 強制連想法(7hat法など)
    • 類比法

    収束技法

    • 空間型法(KJ法など)
    • 系列型法
    • 統合技法(デルファイ法など)

<ワークタイム1>

「早起きの秘訣」というテーマで「ブレインライティング」という手法を実践しました。

  1. 複数の紙に、付箋を3×4貼った状態のものを参加者に配ります(全員ではないです)
  2. 一人、最低1つ、アイディア(ちょっとした考え)を書き記し、次の人に紙を回します。
  3. 全部埋まるまでまわし続けます

20分くらい掛かったのでしょうか?4-5枚埋まりました。

いろいろなアイディアが出てきたところで、次の解説です。

ここまでは、「発散」をしていく手法です。
この後、収束手法について解説があり、実際にKJ法で実践してみました。

<ワークタイム2>

  1. 模造紙を壁に貼ります(テーブルに広げるのでも問題ありません)
  2. 付箋を全部眺めます
  3. とりあえず模造紙に付箋を貼り付けていきます
  4. 似た要素だなと思ったら、重ねます
  5. 近い要素だと思ったら、とりあえず近くに貼ります
  6. 一通り貼り終わったら、議論しながら、もっとまとめて行きます
  7. 大きなグループ(5-8個くらいですかね?)になるまでまとめます
  8. 最後にグループに名前をつけます

この後、グループの関連を分析したり、重要度などを評価していきます。

今回は以下のグループができました。

  1. 約束系
  2. 目覚まし種類
  3. 刷り込み系
  4. ・・・・ 時間の関係でほかのものは名前付けをしませんでした・・・

面白いものがあったので、いくつか紹介

  • 前の夜にご飯を食べない
  • 前の夜にyoutubeを見ない
  • 夕方に用事を入れて、夜仕事をしない

などなど
こういった形で、情報を整理した後に、脈略をつけるモデリングというプロセスに入ります。
先ほどの、組み合わせの試行錯誤という部分です。

  • 思考演算
    • 交換と逆転
      • 使い捨てカメラ
        • モノを売らない
        • 機能を売る
    • 組み合わせ
      • iPodエコシステム
        ⇒生態系とのアナロジー
      • 足し算・引き算
        ブルーオーシャン戦略 Strategy Canvas
        戦略キャンバス・・・縦に価値、横にKSF

        • QBハウス
          価格
          肩揉みなどのサービス
          予約の手間がない
          ヘアカット時間の短縮
          ⇒ 新しい競争要因を生み出す
    • 引き算
      • Wii
        • ボタン操作に絞る
        • 超高画質CGの削除
          → 顧客層の拡大
    • 直列と並列の入れ替え
    • 集中と分散

    思考探索

大城さんから出たキーワード

  • ビジョンシェアリング
  • シナリオライティング
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