今日は初めての人が3人で、フレッシュな三文会でした。
教育がテーマだったので、出身高校の話で盛り上がりました。
◆一分間スピーチ:本郷の穴場スポット
板谷 経済学部3年 総合博物館を出たところに味噌煮込みうどん屋がお勧め。本場名古屋と遜色ない。
中崎 薬学部4年 細胞を構成する膜を研究。マーメイドカフェがお気に入り。カウンタースペースが広い。勉強をできる。焼きたてのパンが食べられる。
野間 00年農学部卒。農学部3号館3階がお勧め。忠犬ハチ公の内臓がある。根津の自然食品のお店。30年ぐらい続いている。ランチもやってる。
喜多下 教育学部3年ファイヤーハウスのバーガーがうまい。誕生日にマッドバーガーをご馳走してもらう予定。ラーメン大樹がお勧め。次郎系。月1でいく。
松本 教育学部4年 教育行政。卒論はNPO法人の地域活動。教育学部地下にユニットバスがある。シャワーもシャンプーもあり。鍵もない。
◆発表:「ゆとり教育」改革について
「ゆとり教育」は30年前から存在。
・ゆとり教育以前
授業時数・学習内容ともに戦後最多「新幹線授業」(1968年)
・ゆとり教育開始
「ゆとりカリキュラム」(1977年学習指導要領)
→授業数・時間数が若干減少
→教科指導を行わない「ゆとりの時間」を創設
・ゆとり教育強化
「新学力観カリキュラム」(1989年学習指導要領)
→思考や問題解決能力を重視
・ゆとり教育の完成(いわゆる「ゆとり教育」)
現行カリキュラム(1998年学習指導要領)
→週5日制の完全導入
→授業内容の3割削減(円周率が3)
◆今の活動
茗荷谷の中学校で数学を教えている。
中学生もくりくりしてかわいいよ。
◆質問など
Q、昔のカリキュラムは?
A、
・技術家庭が男女平等になった。クラブ活動が強制参加になった(野間)
・社会科が生活科になった。
・
参考図書:『さらばゆとり教育』(寺脇研)『教育改革の幻想』(刈谷剛彦)
Q、ゆとり教育の評価は?
A、理念はよい。しかし、現場の教員に浸透していなかったか。総合学習の時間は
政治教育、金融教育はもっとやるべきでは?実際に根ざした経済教育をすべきではないか。
高学年になると、受験になるので総合的な学習の時間への意欲が下がる。
先生によって、得意不得意がある。
Q、総合学習はどうなる?
A、減っていく。150時間減る。小学校高学年に「外国語活動」の時間が増える。(実質の英語必修化)
最近は計測が難しい抽象的な力が求められていて、評価も対策も難しい。
新しい学力観のテストも開発しているが、きちんと測れているか疑問。
Q、教員免許更新制についてはどう?
A、意味があるのか?都内の公立は悲惨な状況。
Q、教育はどうすべきか?
A、本当に問題なのか。問題だといい続けているとそうイメージができてしまう。
教師は質が低下しているといわれると、本当に低下していると思ってしまう。
学校が悪いと、生徒の質も下がり、それがスパイラルになる。
今日はデザートもでました。