(6/11)「ゆとり教育」改革について

今日は初めての人が3人で、フレッシュな三文会でした。

教育がテーマだったので、出身高校の話で盛り上がりました。

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◆一分間スピーチ:本郷の穴場スポット

板谷 経済学部3年 総合博物館を出たところに味噌煮込みうどん屋がお勧め。本場名古屋と遜色ない。

中崎 薬学部4年 細胞を構成する膜を研究。マーメイドカフェがお気に入り。カウンタースペースが広い。勉強をできる。焼きたてのパンが食べられる。

野間 00年農学部卒。農学部3号館3階がお勧め。忠犬ハチ公の内臓がある。根津の自然食品のお店。30年ぐらい続いている。ランチもやってる。

喜多下 教育学部3年ファイヤーハウスのバーガーがうまい。誕生日にマッドバーガーをご馳走してもらう予定。ラーメン大樹がお勧め。次郎系。月1でいく。

松本 教育学部4年 教育行政。卒論はNPO法人の地域活動。教育学部地下にユニットバスがある。シャワーもシャンプーもあり。鍵もない。

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◆発表:「ゆとり教育」改革について

「ゆとり教育」は30年前から存在。

・ゆとり教育以前
授業時数・学習内容ともに戦後最多「新幹線授業」(1968年)

・ゆとり教育開始
「ゆとりカリキュラム」(1977年学習指導要領)
→授業数・時間数が若干減少
→教科指導を行わない「ゆとりの時間」を創設

・ゆとり教育強化
「新学力観カリキュラム」(1989年学習指導要領)
→思考や問題解決能力を重視

・ゆとり教育の完成(いわゆる「ゆとり教育」)
現行カリキュラム(1998年学習指導要領)
→週5日制の完全導入
→授業内容の3割削減(円周率が3)

◆今の活動

茗荷谷の中学校で数学を教えている。
中学生もくりくりしてかわいいよ。

◆質問など

Q、昔のカリキュラムは?
A、
・技術家庭が男女平等になった。クラブ活動が強制参加になった(野間)
・社会科が生活科になった。

参考図書:『さらばゆとり教育』(寺脇研)『教育改革の幻想』(刈谷剛彦)

Q、ゆとり教育の評価は?
A、理念はよい。しかし、現場の教員に浸透していなかったか。総合学習の時間は

政治教育、金融教育はもっとやるべきでは?実際に根ざした経済教育をすべきではないか。

高学年になると、受験になるので総合的な学習の時間への意欲が下がる。
先生によって、得意不得意がある。

Q、総合学習はどうなる?
A、減っていく。150時間減る。小学校高学年に「外国語活動」の時間が増える。(実質の英語必修化)

最近は計測が難しい抽象的な力が求められていて、評価も対策も難しい。
新しい学力観のテストも開発しているが、きちんと測れているか疑問。

Q、教員免許更新制についてはどう?
A、意味があるのか?都内の公立は悲惨な状況。

Q、教育はどうすべきか?
A、本当に問題なのか。問題だといい続けているとそうイメージができてしまう。
教師は質が低下しているといわれると、本当に低下していると思ってしまう。
学校が悪いと、生徒の質も下がり、それがスパイラルになる。

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今日はデザートもでました。

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