今日は竹原様をゲストにお迎えして、計16人が集まりました。
(※なお、運営の手違いで、ゲストの到着が遅れてしまったため、7月9日に同じテーマでもう一度開催します)
奥村 工学系応用化学科M1 研究室の実験で水銀を沸騰させてしまった。
事故の後に再発防止を実施するのがPDCA。三文会に女の子募集しています。
小島 法政大学社会学部1年 多摩に家。将棋で関東代表になり、優勝を目指してがんばった。
2日目から体調と心を整えて望んだが、ベスト8で敗退。勝負は厳しい。
染川 駒場聴講生 電通の人事部 アラブ音楽ウードという楽器を習い始めた。中長期的には大学院で人間の安全保障を研究。
野間 00年卒業。今日の会をプランドウーシーは三文会。ビラを作って告知した結果人が集まってよかった。
原田卓 経済学研究科金融システム1年 授業は前もって勉強しておく。発表すべき授業は最初に発表する。
教科書の最初を読めるのでお勧め。
原田 計数工学科 毎日がPDCA 週5で実験で、仕事も多数もしている。毎日がタイト。週末にレビューをして反省する。
計画を立てて、絶対に守る。他の人の要求を断るようにしている。
笹尾 06年院卒。六本木でIT会社。最近仕事相手と飲みに行って、コミュニケーションを図った。
一人ではなく、チームワークでやる仕事がくると対応を変えなければいけない。
鈴木 動画の置き換えを作ったらニコニコ動画でレビューされ、それを直す日々を送っている。
山口 工学部PSI ブログをメーラーのようにしているが、1000件を超えた。分類方法を読む時間に変えたら着実に整理できるように。
柳沢 工学部PSI 五月祭で射的をやった。
古泉 工学部技術経営戦略 先日研究の中間発表。過程は大切。
松本 教育学部 忙しい生活の中で時間をどうつくるか。TVのアンテナを抜いたがユーチューブを見る時間が増えて困っている。
木村 法学部4年 ロースクールの受験勉強で実施したいが、短期だと空回りしている。そろそろやらないと。
竹本 理科2類2年 授業選択で取りすぎた、法学部用の授業を受けたなど失敗があったが、少人数制の魅力がわかった。
西川 早大商学部 ホンダの小林三郎さんを呼び講演会を実施。どうすれば講演会を成功させられるかをPDC。リマインダーメールと記念撮影の写真を送った。好印象で返信があったのでよかった。
◆東大改革について
<規模>
予算規模は2000億円。
(収入)
授業料収入は150億円(学生3万人)。運営費の一割弱。
東大病院収入が300億が東大病院。
科研費が300億円。
施設補助金、寄付で300億円。
農学部
(支出)
先生5000人。4000人、テニュアー。1000人任期つき。
比率はトップクラスだが、研究所に学生はいないので、日常は見えないが。
職員が8000人(看護師1000人)
かなりの大企業。大手メーカーに順ずるぐらいの。
<変化と現状>
04年から独立行政法人化。
毎年予算1%カット。
改革派の総長が2代続いたので、大きく変わった。窓口・学生対応。
駒場教育→学術俯瞰講義(看板教授を綺羅星のごとく並べる)
改革が急ピッチで進んでいる。
学内でコンビニやスタバを入れたりしている。
目標:世界大学ランキングで7位→3位以内を目指す。なかなか動かないが
低いポイント:教員に締める海外教員シェア低い。
リクルーティングポイント(世界の大企業への採用アンケート)
フィアレビューは理学部、工学部、文学部の一部では1,2位の分野もあり。
できるだけ他大と交流してレベルを高めてもらう。
やっていること
ハーバード、オックスフォード、ケンブリッチ、北京大などと大学連合を作ってWディグリーを取れるようにする。
今年の総長選挙の結果次第で流れが変わるか。
法学部の先生がNPOの立ち上げを実施。社会と大学との垣根を越える活動を実施している。
<リクルート>
新卒で入って28年勤めた。
人材が一番長い。住宅、ホットペッパー、まなぶ・・・。
Q、リクルートの他社との違いはなにか?
教育学部卒の江副さんが立ち上げたベンチャー。
ベンチャーに珍しく、有名大学卒の人間が多い。
大沢さん(文学部)の組織心理学会の権威だった。
人がどういうときに持てるエネルギーを爆発させるのか、をずっと研究している会社。
例えば:好きなことをやるとき、ありがとうと感謝されるとき、よい待遇をされるとき。
→どういう組織ならそれが実現できるのか、を組織として実施するのがリクルート。
→たくさん失敗するか、
当事者意識が出るのか、上がるのか→情報を公開する→役員会議の結果が末端までなされる。
アルバイトでも長い人はmtgでフィードバックさせる。
入社時に筆頭株主が社員持ち株会であった(40%ほど)。いまだに30%ぐらいで筆頭株主だった。
←経営方針の中で、MUSTの考え方。
税引き後利益の40%以上を、ボーナスに充てる。(就業規則に記載してある)
社員がボーナスを計算できる。ルール化しているのはあまりない。
3ヶ月ごとに表彰制度。クライアントをビデオ撮影して、ビデオレターを見せる。
そういうことに、エネルギーをかけて実施する会社。
最後の4,5%に他社との違いがある。長い歴史をかけて醸成されてきた遺伝子。
入社時にはベンチャーなのでひどい人もいたが、役員の質はとても高かった。
ベンチャー→社長以外の役員の人物力こそがその会社の力である。役員を見て決めるべき。
Q、人材制度の評価はどうやるのか?
経営とはトレードオフの判断。お客さんの声を意見を伝えるようにする。
個人の仕事が評価されることは、お客さんに支持されること。
かなり仕組みを構築して、ようやくお客さんのことが考えられる。
相当やっても、ちょうどよいぐらい。
個々をどうするか、だとお客様志向だが、組織全体だとお客様の視点になりづらい。
やりすぎるぐらいでちょうどよい。
企業文化→20年ぐらいかかるはず。いろんな分野で活躍する人が活躍するなんて、当時にはなかった。
Q、だめな会社
2回ぐらい倒産の危機があったが、それを乗り越えてやってきた。
Q、経済学部の評価は?
アメリカが圧倒的。アメリカの経済学部は工学部系のような印象。
アメリカの経済学部は国を作ったというイメージ。逆に日本では工学部。
教員を引き抜いてこないとダメ。人脈ある先生が引っ張ってこないと。
東大支援ファンド。ファンドの運用益で先生を雇って
2000億円あれば、運用益で60億円。それだけあれば先生雇って活性化できるのに。
Q、大学の評価はどう計るのか
論文の引用件数など。
物理の分野は3年生でもすごく詳しい。
グーグル→数理科学研究科の博士が良いといわれた。
数理科学研究科はレベルが高い。
Q、システム創成学科の目的は?
社会的な要請は?学際活動。業種、学問分野に限らず