7/21 「消えるべき『武士道』」(熱川さん)

さて、次回の三文会は、7月21日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。

時間的、地理的に来れない方も、ぜひUstreamによるネット中継・録画 http://www.ustream.tv/channel/hayaoki にてお楽しみください。


7月21日の三文会は、文学部思想文化学科倫理学専修課程を卒業し、現在学際情報学府で科学技術社会論を研究されている熱川さんによる「消えるべき『武士道』」になります。以下、熱川さんからの紹介です。

今回は「消えるべき『武士道』」と題して、新渡戸稲造の『武士道』(1899)についてお話しします。

『武士道』は、「義」「勇」「仁」「礼」「誠」などの武士の道徳を、教育者で外交官の新渡戸がまとめた書籍です。
基本的には、戦士だった武士の厳しい生き方が説かれています。

一方で、本文を読むと、事前の印象と異なる部分も多々あります。
例えば、主に保守派の政治家や財界人がよく「武士道」の復活を望んでいますが、本文を読むと、新渡戸が「武士道」の消滅をあきらめているのが分かります。

ちなみに発表者は偶然、授業で『武士道』(矢内原忠雄訳)を読んでいただけで、専門でも何でもありません。
単なる趣味の書評だと思って気軽にお聞きいただければ幸いです。
【1分間スピーチのテーマ】
「『武士道』を読んだ経験があるか、および、『武士道』にどのようなイメージを持っているか(経験の有無にかかわらず)」


【発表者】熱川豊紘さん(学際情報学府修士2年)


参加費(朝食込み):学生 500円 、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。breakfast場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。
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