5/19【世界一の侵略的外来アリの生態に迫る!繁栄の背景には何が?】

皆様、はじめまして。

運営をされている広川さんの友人の、大河内と申します。

先日も外来アリの話があったと思いますが、今回も私の修士時代に研究を行った外来アリ、アルゼンチンアリの生態ついてお話ししたいと思います。

アルゼンチンアリは、その名の通りもともとアルゼンチンを中心に分布していたアリですが、現在では世界で最も広範囲で猛威を振るっている外来アリです。すでに日本各地にも侵入していますが、アルゼンチンアリが侵入した場所では多くの在来種を駆逐されてしまい、生物多様性が著しく低くなってしまっています。

アルゼンチンアリが侵入先でここまでの猛威を振るっている一つの理由として、「スーパーコロニー制」という生態を持っていることが考えられています。スーパーコロニーとは、同種アリの巣間の敵対性がなくなり、広大な範囲で形成される巨大な巣のことをいいます。

そこで今回、私はこの「スーパーコロニー制」に着目して、異なるスーパーコロニーの境界で実際に何が起こっているのかを、行動面、遺伝面から明らかにしようとしたお話をします。

【一分間スピーチ】
一つの種が繁栄するためには何が必要だと思いますか?

【発表者プロフィール】
大河内 怜奈
1992年神奈川生まれ。
東京農工大学で寄生バチの生態学的研究、京都大学大学院修士課程で社会性昆虫の生態研究を行う。大学院卒業後は製造業で工場勤務を1年経験したのちに、現在は都内の人材紹介会社で法人営業を担当。
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