次回のテーマは情報と人が相互に影響しながら発展してきた歴史についてです。
飛脚から狼煙やほら貝の使用、伝書鳩と、古来様々な通信手段がありましたが、その形態が人々の生活に影響を与えてきたのは容易に想像できます。
現在でも、インターネットがあることによって私たちは「インターネットのある生活」を営んでいますね。
このような「情報」と「人」の相互作用の歴史について学んでみましょう。
以下、発表者の吉立さんによる告知文です。
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東京工業大学社会理工学研究科の吉立開途(よしたて・かいと)と申します。
今回、私が発表いたしますのは、『情報』と『人、人間』の歴史それ自体につきましてです。
もちろん、これはとても大きなテーマです。一筋縄ではいかないくらい、茫漠としまた広いものです。
なので、今回の発表は私独自の研究というよりは、先哲の研究を荒っぽくまとめ、皆さんが「情報の歴史」という豊かな世界に踏み入れる第一歩となることを目指したいと思います。
底本とするのは、ジェイムズ・グリック『インフォメーション;情報技術の人類史』、編集工学研究所『情報の歴史――象形文字から人工知能まで』(1990年版)を参考します。
気の遠くなるような、人間と情報の歴史、それを「人間が情報に影響を与え」「情報が人間に影響を与える」二重の過程として描写する予定です。
【一分間スピーチ】
あなたにとって一番大事な「通信手段」は何ですか?
【発表者プロフィール】
東京工業大学社会理工学研究科修士課程学生
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三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-
参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、400円、800円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。
会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。
会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。
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