さて、次回の三文会は、9月22日(水)AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。
時間的、地理的に来れない方も、ぜひUstreamによるネット中継・録画 http://www.ustream.tv/channel/hayaoki にてお楽しみください。
次回の三文会は、大気海洋研究所博士1年の山口さんによる「地球を変える意外なやつら」になります。以下、山口さんからの紹介です。
「人類起源温室効果ガスによる地球温暖化」が人類緊急の大問題として、近年大きく注目されています。各国政府は温室効果ガス排出削減目標を打ち出し、企業も「地球環境に優しい」をアピールしています。まさに時代はエコです。
ところで、人類が温室効果ガスを大量に排出し始める以前からも、地球環境は大きな変動を経験してきたことを、皆さんご存知でしょうか? 北米や北欧が巨大な氷の塊に覆われていた寒冷期、極域が広大な森林で覆われていた温暖期、数十年で局地的に10℃以上という急激な気温上昇が繰り返された時代、突然の温室効果ガス濃度上昇により全球気温が5℃以上上昇した時代、などなど…。
今回の発表では、そうした人類史以前の環境変動を引き起こした可能性のあるメカニズムとして、「太陽・宇宙」および「地下に棲む微生物」を、私自身の研究を絡めながら紹介します。将来に同様の環境変動を引き起こすかも?(人類大丈夫?) 環境・エネルギー問題の解決策として利用できるかも?(日本にチャンス!?)――そんな視点で最近注目を浴び始めたやつら。「へーそんな話もあるんだ」と気楽に聞いていただきつつ、地球温暖化問題に対するまた違った視点を知っていただければと思います。
【1分間スピーチのテーマ】「地球温暖化問題は、ずばり何が最も重大な問題だと思うか(問
題と思わない場合はその理由)」
【発表者】山口保彦さん(大気海洋研究所博士1年 日本学術振興会特別研究員DC1)
参加費(朝食込み):学生 500円 、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。