9/7【~知覚は楽譜である、記憶はピアノである、持続はピアニストである~デュレ に付いて】

次回の三文会はフランスの哲学者・ベルクソンの提唱した「持続」概念について,詩人でもある松尾さんにお話いただきます!
哲学やベルクソン,ましてや持続などというと,どこか近づきがたい印象もありますが,松尾さんはこれは「自由」と密接な関連を持つ概念であるとおっしゃいます.
ふつう,我々は選択肢の有無/多寡が「自由」であると考えますが,ベルクソンは自由とは持続である,との考えを示したそうです.それってどういうことだろう?そう思われた方はぜひ早起きなさって,三文会にいらしてください.
会の後半ではディスカッションも予定しております.

 

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※大まかな人数を把握するため、9/5(月)の20時までに登録をお願いします※

以下,発表者の松尾さんからの告知文です.

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序文、
「どうして持続に付いて考えるか?」
私達の日常は、科学、様々な知識、技術、其等の体系化によって大変に便利になりました。
そして、選択の自由も、過去に比べて、大変に多くなりました。では、私達は、豊かになったのでしょうか。今、豊かだと感じているでしょうか?と問われると、何故か云い切れないものを感じます。ネットを見れば、多くの不満が在り、社会を揺るがす大きな事件から、小さな日常まで、不安が付きまとい、或いは、愛する人が近くに居ない、と云う孤独に苛まれている、人が居るかも知れません。私達は物的に豊かになり、可能性も広がり、平等に近しい機会均等を得ています。然し、私達が、充足して、今在る豊かさを誇る事は、其の量的な拡張に比べて、やや小さいと云えるのではないでしょうか?
そもそも、自由と云うのは何なのか?
一般に、自由とは「選択肢の多さ」と云われています。此は、日本で云うと戦後、明確に形になってきたものと云えるでしょう。では、本当にそれだけなのでしょうか?実は、選択の自由、以外に、自由がある、と考えた哲学者がいました。アンリ・ベルクソンです。彼は「持続性こそが自由である」と云う結論を書き、其の「純粋持続」を中心に独特の哲学世界を展開しました。此処ではベルクソンの思想をヒントに幾つかの命題に触れ、皆様と御話したいと存じます。

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一分間スピーチ

「私の勝手でしょう」「此は僕の自由で」と人は良く云います。では、皆様は、自分の自由に付いて考える時、何を「自由」と考えますか?

~~~発表者プロフィール

松尾友雪
詩人、小説書き、演奏者、他作家活動。

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三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!


参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、400円、800円とし
ます)

参加連絡は参加確認フォーム
からお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。

朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。
会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。
本郷6­2­9のマンションの2階になります。

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